2022.2.27WE RESPECT YOU. #LOTTE #羽生選手が教えてくれたこと

素晴らしい広告が読売新聞に掲載されたので記録します。

 

読売新聞社 全国6エリア別に、 #羽生結弦 選手の異なる写真が掲載

 

・撮影 奥山由之(2019年)

 

お口の恋人 ロッテ

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JSFスポンサーインタビュー【株式会社ロッテ】 | 公益財団法人 日本スケート連盟 - Japan Skating Federation

 

 

●CM制作の舞台裏
―― ご支援を通じて、たくさんのスケーターと関わってこられましたが、スケーターにはどのような印象をもっていらっしゃいますか。

鈴木 CM制作においては、みなさんアスリートですので、フィギュアスケーターであることをベースに、無理をせず自然体で、かつ真摯に弊社商品をご紹介いただいていることをありがたく思っています

=略=

―― 鈴木さんご自身がとくに印象に残っている大会や出来事があったら、教えてください。

鈴木 やはり羽生選手の平昌でのオリンピック2連覇でしょうか。怪我でブランクがあり、連覇への期待がかかるなかで、ノーミスの素晴らしい演技で見事な成果を出された。そのプレッシャーに打ち克つ精神力に感動し、驚かされました。当たり前のことではないのに、当たり前のように金メダルを獲っていく、その努力はどれほどのものなのだろうと思わされましたね。それから、フィギュアスケートでいいなと思うのは、試合後にエキシビションがあるところですね。見る側としてはとても楽しみですし、全員で滑るシーンの演出なども、毎回楽しみにしています。


―― 羽生選手については、CM制作の舞台裏でも、これまでにさまざまなエピソードがあるのでは?

鈴木 そうですね。コンセプトや衣装はまず制作チームで考えるのですが、羽生選手ご自身も必ずチェックされます。弊社の広告はスケートリンクで滑る姿を捉えることも多く、試合さながらのジャンプを跳ぶ場面もありますから、動きやすさや映りについても確認して、撮影直前に手直しをすることもあります。撮影中も、スタッフはOKを出すんですけれども、ご本人が「いやもうちょっと」と、ご自身が納得いくまで何度でもやってくださる。キャンペーンの景品として、羽生選手のいろいろなポーズをかたどったフィギュアを制作したときは、試作品を見ながら、「そのポーズはこうしたほうが」とその場でポージングをしてくださったこともありました。”羽生選手らしさ”をご本人も大切にされているのでしょうし、私たちもその点はとても意識して広告制作に取り組んでいます。2020年に放映した動画についてもまずどういうストーリーを打ち出すかというところから、シンプルに、丁寧に作っていきました。何年もご一緒するなかで、羽生選手は制作スタッフに普通に話しかけてくださったり、顔を覚えてくださったりし、そのことにも感動してしまいます。こういうご縁をいただけたこと自体が奇跡のようなことだと思っていますし、今後もご縁が続くことを願っています。

●前向きなメッセージを発信
―― 2020年はコロナ禍という状況のなか、選手にとっても多難なシーズンでした。

鈴木 選手にとって大切な試合が開催できなくなっていくことに対して、私たちも胸を痛めていました。アスリートはたとえ試合がなくなったとしても、いつでも本番に備えて準備をしていかなくてはなりませんよね。選手のみなさんは非常に苦しかったと思うのですが、それは一般の私たちにとっても同じような状況でもあり、共感できる部分がありました。そこで、いつ本番が来るかわからないなか、報われるだろうかと思いながらも努力を重ね、でもきっとそういう日が来るはず……という希望を伝えるようなメッセージ動画を、羽生選手にご登場いただき、2020年発信したんです。私たち生活者にとっても、「積み重ねた努力が無駄になることはないから、コロナ禍が明けるまでがんばろう」という前向きなメッセージを込めたプロジェクトでした。

=略=

―― 今後、スケート競技に期待することや、こうであってほしいと考えておられることはありますか?

鈴木 たとえば羽生選手でしたら誰もまだ実現していない4回転アクセルの完成、スピードスケートだったら日本記録や世界記録の更新といった成果に向けて、選手のみなさんは練習に励んでおられると思います。私たちも、みなさんがそれぞれの目標を達成できるようにと心から願い、期待を寄せています。