2020.04浅沼晋太郎&櫻井孝宏、「啄木鳥探偵處」バディ共演の喜び明かす「僕にとって櫻井さんは特別な人」

浅沼晋太郎&櫻井孝宏、「啄木鳥探偵處」バディ共演の喜び明かす「僕にとって櫻井さんは特別な人」

このインタビューは面白い!から記録

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浅沼と櫻井は、オーディションで役を手にしたという。

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櫻井も「探偵の“金田一耕助”の方は知っていますが、“京助”については言語学者の偉い人というくらいの知識で……。でも生きていればどこかで一度は耳にする名前ですよね。役としてもチャレンジしがいのある役ですし、オーディションで決めていただいたというのも、とてもうれしかったです」と感激しきりだ。

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浅沼晋太郎にとって櫻井孝宏が“特別な人”である理由「節目節目に必ず櫻井さんがいた」

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櫻井も「僕もキャラクターのビジュアルや全体像を見て、作品のイメージがグッと広がった」と同意。「自分なりに構築していった演技や表現を、現場で演出をいただきながら、少しずつ色を変え、形を変え、組み立てていく。そういった作業のできる収録で、毎回すごく面白い。自分の解釈とは違うものを要求されることもあって、でもそれがエピソードを作っていく中では、とても納得のいくものになっていたりするんです。新鮮さと刺激があって、学ぶことも多い現場です」と充実の表情を見せる。

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そんな現場で“バディ”としての共演がかなった2人。浅沼は「啄木と金田一の関係って、昔の芸人さんのように、家族ではないものの、友だち以上の関係に思えるんです。ケンカをすることもあるけれど、お互いの才能を認めていて、ずっと一緒にいる」。櫻井は「相棒というかね。友だちでもあるけれど、もっと深いところでわかり合っているような関係。うらやましいと思うような絆がある」と啄木と金田一の“特別な関係性”についてコメント。

さらに浅沼は「金田一京助役は櫻井さんだ』と聞いたときの安堵感といったら!」とニッコリ。櫻井も「ありがとうございます!」と笑顔を見せる。

浅沼は「僕は30歳でデビューしたんですが、そのデビュー作であるロボットアニメはアニメとゲーム、同時進行のメディアミックス企画として展開されていて。僕がアニメ版の主人公で、櫻井さんがゲーム版の主人公だったんです。そのときから、僕にとって櫻井さんはどこか特別な人なんです」と告白。櫻井が「おお!」と驚く中、浅沼は「ときには主人公とそのライバルだったり、ときには仲のいいクラスメイトという関係性だったりと、僕は節目節目で、必ず櫻井さんにお世話になっている。今回のようにメインキャラクターを担うとなると、いまだにどこか肩に力が入ってしまうところがあるんですが、櫻井さんの名前を聞いて、よかったと安堵しました。京助のビジュアルを見ても、櫻井さんしかいないだろうと思っちゃいました」と微笑みつつ、「この作品は、本当に丁寧に収録をしているんですが、櫻井さんと細かく作り上げていけることがすごくうれしいです」と、絶大な信頼感を明かす。

すると櫻井も「僕も同じですよ」とうなずき、「付き合いも長いし、世代も近い。浅沼くんは脚本を書いたりする能力もあって、僕にはないものを持っている。啄木と重なる部分もあると思います。(浅沼と啄木が)同郷だというのも、ステキな縁ですよね。実在の人物を演技するというのはとても難しいことだけれど、浅沼くんはすごく緻密なお芝居をするし、表現に対する強い思いを持っている人。今回、浅沼くんと一緒に、啄木と金田一の関係性を作れるのは、とてもありがたいなと。いい年齢で、いい作品で出会えたと思っています」と巡り合わせに感謝する。