櫻井孝宏 『47歳、まだまだボウヤ』 発売記念 オンライントークイベント
【イベント概要】
櫻井孝宏 『47歳、まだまだボウヤ』 発売記念オンライントークイベント
●開催日時:2021年10月30日(土)14:00~
見ました!リアルタイムで見たかったのに…色々あって見れなかった
アーカイブ配信あってよかった!
トークショー内で印象に残ったお話を記録
要約したり文章の前後入れ替わったりもしてるのでニュアンスで!
エッセイ発売に際して沢山のインタビューが出ているけどそこでは聞けなかったことも多いでふ。
赤:櫻井さん
ダ・ヴィンチの表紙(櫻井さんが表紙の号)を本屋で見てドキっとした
今回のトークショーは外伝の延長戦上のよう
お酒はない(怒られちゃうから(笑)
・本が発売されて2日どう感じる?
(本を発売するのは)人生設計になかった。(発売前と比べて)ちょっとピントがあってきた
ハードガバーで嬉しい。
(カバーの)デザイナーはカワナさん。櫻井さんと年齢は近いみたい。
好きな色は金と銀とか、色々希望をガンガン伝えたらカバーで叶えてくれた
6月頃に打ちあわせ。カワナさんは直木賞と芥川賞を受賞した本の装丁も担当
・書き下ろし
大変で締め切りはわかんないくらい破った櫻井さん
数日、数週間ではなく、~か月単位・・・( ゚Д゚)
どれくらいの文字数かとか考えずに書き始めて収集がつかなくなった
(通常は見開き2Pなので予測がつくけど、書き下ろしは先が見えなかったらしい)
カワトさん曰く 思い切った構成だった
迷いすぎて硬めと柔らかめの原稿2つを送った 柔らかめが採用
硬めはつまらなかった
カワトさんはこのあたりのスケジュールがタイトすぎて記憶がない
10年この仕事をやっていて初めて印刷所が悲鳴を上げた( ゚Д゚)
カンヅメ動画である校閲さんの赤字・青字が入った原稿を見れたのは面白かった
・写真・表紙・装丁について
山口カメラマンさんとカワトさんと3人で行った岡崎
※山口カメラマンは櫻井さんがエッセイを書くきっかけになった方(ダヴィンチさんにこういう声優さんが居るよと紹介して下さった)
※櫻井さん単独表紙のVOICE NEW TYPEの写真撮影も担当されてた
写真はめちゃくちゃ撮った
装丁は3種類(パンダver…Amazon特典、観覧車verなど)
すごく迷った。マネさんとも話し合った。
不憫に見える観覧車と最後まで迷った。不憫なのは良くないですか?(囚われてる感じ?)らしいw
・若草色の中?表紙
カワナデザイナーが選んだ。カワト解釈としては「ボウヤ」の青さを表してるのでは?
・ピン(栞の紐)がある(カワト氏:これはお金かけました)
・櫻井さんは知り合いの本屋さんに「中表紙(?別表扉?)珍しくない?」といわれたみたい(色はルミナホワイト)、シルバーの帯はアルグライド
・カワト氏が出来上がった本を櫻井さんに渡しに行ったとき「素直に喜んでいた」櫻井さん
・櫻井さんとしてすごく恥ずかしいらしいw「SNSをやらない声優」とか
・カワト氏が改めて聞いてみたかったこと
実家に行ってみたいと提案したときに受けた理由は?
本音を言うとちょっと嫌だった。(エッセイで)少しづつ自分の過去・ルーツを少しずつ出してきた。そこには読者の想像の余地がある。動画になると、答えとして提供してしまうのでは?と抵抗があった
ただ、振り返ってみると「そこしかないのでは?」「原点は」と思った
・カワト氏が読者の感想を見ていてうれしかったこと
「みんな、誰かの子供なんだな」という一言
47歳、まだまだボウヤというタイトルがある種の答え
・連載について
・カワト氏:櫻井さんに人生の後輩に話しかけるような内容にしてほしいとオーダーを出していた
そこに答えてくれて嬉しい
専門家、プロの意見は聞いとくべきだと。そういうスタンスでやっている
・声優25年目
25年、ようやってきたよー
四半世紀。人生の中で声優人生のが長くなった
東京の生活のが長くなってきたとか昔はよくそういったカウントの仕方をしてきた
声優の仕事は向いていると思っている。私はアフレコが好きなので。台本をもらって読み解いて声で表現するという作業がとても好き
早く昔のスタイルに戻ったらいいなと(一気に録音するコロナ前の)思っている。
ラジオも重要な屋台骨になっている。長く続けているというのもあるけど。ラジオの中で培ったものの見方とかも演技の方にも生かせないこともないなぁと
私流だからどうやってるの?と聞かれたら解説できないが
今があるのはラジオがあるおかげというか考え方もできなくもない
でも今ラジオが続けられているのは声優としての仕事がある程度軌道にのっているから」「ある程度自分のバロメーターとしてとらえている
・話すことと書くことの違い
重なっているところもあるが、明確に違っている所もある
その差が自分の中でつけられるような頭になってきた
ネタ帳つけていてもラジオ向きか、本向きか(考える)
ネタ帳は絶えずつけている。習慣になっている。一言でも
同じ話を前後入れ替えて20回くらいラジオではなしている。それは文字ではできない
・ザクライについて
カワト氏:個人的にはこんなにはやく出せるとは思わなかった。ザクライがあったから(出せた)
ザクライは日記のような小一時間で書いていたもの
長い時間を経て、ロールプレイング眼鏡と通じるとこがあった
ザクライのおかげでこの本は完成した
カワト氏:嫌でした?
嫌というか恥ずかしい。基本恥ずかしい。
ザクライを拾いあげたのはカワトさん。どうやって調べたのか
カワト氏:「普通にwikiとか…」wikiなの!?「色々な出版社をまたいでいるので…」
大変だったみたい。連載は7年くらいあった。
前編・後編で終われなくてDestinyと続いてて、ガンダム流行ってた時なのかな?と思った
当時自分の矢印が向いていた方向のサンプリングをよくしていた。タイトルとか
ザクライってのが滑ってるもんな
本当はザグライにしたかった
カワト氏
どういうことなんだ?と(思っていたタイトルと違っていたのにそのままなのが)
でもそこも櫻井さんらしいというか。
読みどころは?
連載を読んでくれてる方にはどうしても書き下ろしになってしまう。動画も含めて味わってもらったら
この本で初めてエッセイを読む方は。声優さんは役のイメージでこういう役をする人だから、こんな声だからと声優本人のイメージが増幅されてしまう時もある。でもこの本はそれをいい意味で裏切るようになっているかも
いうてもオジサンですからねぇ。それをボヤかすのは嫌だなと思って。数字にこだわりはないけれど。
25周年すごいだろというのはない。偉そうにしてるのダセェなとも思う。でも50間近の自分に驚くことも
ボウヤでいいじゃないか
まだまだボウヤだな(自嘲も入るような)
色々混じっている
カワト氏
11万字になりました。最初は10万字と言っていたんですが
あまり活字に触れない人も読みやすいというかそんなに引っかからずに読めるのではないかと思うので
皆様、立派な声優さんだと扱ってくれるんだがただのおっさんなので
この本を出せたのは、本業である声優で色々積み上げてきたものがあるから
そこを頑張ってきたからある種のご褒美的なことなのかな
それにしちゃ大変だったけど
それを1つのものにしてくれた。皆さんと二人三脚で。
また声優としての仕事を頑張りたいなと。色々な作品、役と出会ってアニメというエンタメを知ってもらいたいなと思っていますので、
43歳櫻井孝宏のありとあらゆるものが詰まってますので…
カワト氏
43歳・・・?
47歳です
カワト氏
ちょっと待って…逆サバですか?ネットニュースですか?w
「櫻井孝宏 自身のイベントで逆サバを告白」
こんなおじさんが書いています
こんな締めて終わったwww